mnemo(仮)

地味にリニューアル中

【1カ月レビュー】audiobook.jpの聴き放題プランは、品揃えの充実に期待

 

f:id:ohiroi:20180520085245j:plain

 

オーディオブックの老舗「Febe」が「audiobook.jp」にリニューアルし、聴き放題プランを月額750円で開始したので、さっそく無料期間の30日間、試してみる。

 

audiobook.jp」は、日本最大級のオーディオブック配信サービス。2018年3月に、前進の「FeBe」を全面的にリニューアルする形で、聴き放題サービスの提供を開始した。約1万コンテンツを月額750円で自由に聴くことができる。

私のオーディオブック歴は、数年前に「audible」のオーディオブックを数冊購入したことがあるが、基本的には、kindle本を音声読み上げで聴くことが多い。

 

やっぱり、プロが朗読してくれるのは良い

kindle本のiOSでの読み上げは、機械としては優れていると思うが、抑揚が無機的だし、ページ跨ぎで途切れたりするので、ストレス無く聞けるかと言うと、心地よいとは必ずしも言えない。

その点、audiobook.jpでは、ナレーターや声優などプロの方々が朗読を担当しており、まさに朗読そのもの。作品に応じて、声質や読み方も工夫されていて、オーディオブックならではの付加価値を感じさせる。BGM的に流していても、全く違和感を感じることはない。

 

品揃えは、正直物足りないが、価格相応か

聴き放題対象のコンテンツは約1万点。ジャンルは「ビジネス」「自己啓発」「教養」「語学」「実用・資格」「文芸・落語」「アニメ」「講演会」「ロマンス」といったところ。関心毎にお勧め作品が整理されている。

5月19日時点で公式HP上で、例示されている本は以下のとおり。

f:id:ohiroi:20180520095648j:plain

 

ここで注意が必要なのは、「コンテンツ」1万点というのは、いわゆる「本」だけでなく、「ポッドキャスト」的なものが数多く含まれての数字だということ。有料ポッドキャストも含まれるので、お得と言えばその通りだが、純粋に本の朗読を期待している人は留意しておく必要がある。聴く日経があるかと思えば、オバマ大統領のスピーチや落語、経営者インタビューがあったりと、聴き放題サービスっぽいのは確か。

本の品揃えの全体的な印象としては、ジャンルを手広くしている分、特定のジャンルに関心のある人にとっては物足りない感じ。小説・文学については、例示されている作品以外は、青空文庫的なものがチラホラ。ビジネス系は、東洋経済のe新書が多い。ちなみに、教育向けに日本史や世界史の教科書、英単語集なんてものもある。

基本的には、今話題の本等が聴けると考えない方がよく、一昔前の話題作が時々更新されると思っていた方が良いだろう。月額750円という価格設定を考えると、値段相応なのかもしれない。

ちなみに、私は、控えめで繊細な少女風な声で「超訳 ニーチェの言葉」を朗読するのを聴き、ニーチェってこんな人生観をもっていたのかと驚かされ、思わず何冊か手配してしまった。

 

アプリの使い勝手は可もなく不可もなく

iOS版アプリについては、最低限の機能はある印象。朗読スピードの調整もできる。個人的には、気に入ったところを記録するためのしおり機能等、付加機能の充実に期待したいところ。

ちなみに、アプリが落ちるといったレビューも少なくないが、私の場合は、落ちたことはまだない。

 

総評:もう少し品揃えが充実してくれば、継続するのだが、、、

基本的に本サービスは、ラジオのような感覚で聞き流すような、ライト層を想定していると思われる。 聴き放題サービスでオーディオブック利用者のすそ野を広げ、本当に読みたいコンテンツを別途購入してもらうイメージか。

30日間使ってみた印象としては、聞き流すには気楽なコンテンツが少なく、真剣に聴くには、そもそも読みたいと思っていた作品が少なく、どちらの方向性についても、品ぞろえが中途半端ではないか。

最終的に、何か音を流しておきたい時には、ネットラジオか保存している音楽を聴き、しっかりとインプットしたい時は、読みたいkindle本を音声読み上げで聴いている自分がいた。

朗読の質そのものは高く、魅力的なサービスだと思うので、個人的には、もう少し価格を上げてもいいので、品揃えを充実してもらえれば、継続していたと思う。

Audibleも試してみるかなぁ、、、