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あなたは素晴らしい -「カーテンコール!」

岩田徹さんの「一万円選書」にしばしば選ばれるという「カーテンコール」(加納朋子)。 それは、とても心温まるエールだった。

確かに中学生に読ませたい -「13歳からの「学問のすすめ」」&「現代語訳」

いわずとしれた福沢諭吉の「学問のすすめ」。かつて岩波新書版(原文)を読み始めて、挫折した私だったが、齋藤孝さんの現代語訳ですっかり読みやすくなり、より身近なモノとなった。 もっと早く読み込んでおけばよかった、、、

日本は沈みゆくのか -「未来の年表」

世の中には数多くの予測があるが、その中でも、もっとも外れにくいものの一つに、人口推計がある。「未来の年表」(河合雅司)は、国立社会保障人口問題研究所がとりまとめる「日本の将来推計人口」等の推計をベースに、人口問題からみた日本の将来を浮き彫…

ヤラレタ!-「バッタを倒しにアフリカへ」

バッタ博士こと、前野ウルド浩太郎さんによる、アフリカ・モーリタニアでのバッタ研究奮闘記「バッタを倒しにアフリカへ」。ご本人はいたって真剣なのだが、どことなく とぼけた筆致もあり、何とも言えないほんわかさが全体に漂う。不遇をポジティブにとらえ…

親の心子知らず、子の心親知らず-「銀河鉄道の父」

第158回直木賞受賞作となった「銀河鉄道の父」(門井慶喜)。父・政次郎の半生を追う形で形で語られる、長男・賢治との葛藤や愛情をめぐる物語。政次郎は、賢治に後継ぎとして期待を寄せ、厳格な父であらんとするも、賢治のわがままに無償の愛を注いでいく。…

大人の方が楽しめるのではないかと思ってしまう児童文学 -「嘘の木」

「嘘の木」(フランシス・ハーディング (著)、児玉 敦子 (翻訳))は、2015年のコスタ賞児童文学部門を受賞、同賞の全部門最優秀賞にも選ばれた。ファンタジー要素もあるが、時代背景がそれを感じさせず、推理に係る部分もトリックに頼ることなく、作品として…

シンギュラリティ以降、生きるために働かなくても良い時代に求められる力 -「AIとBIは人間をいかに変えるのか」

経営コンサルタントの波頭亮さんによる「AIとBIはいかに人間を変えるのか」。この本で紹介されているAIとBIは、伊藤穣一さんの言う「After Internet」と「Before Internet」ではなく、人工知能(AI)とベーシック・インカム(BI)のこと。シンギュラリティ以…

0歳~1歳児が夢中になる、プレゼントにもおススメな絵本5冊+1

0歳から1歳位の頃は、まだ言葉も分からないはずだけど、毎日のように絵本を読み聞かせていた。それでも楽しそうに聴いてくれて、、、 なんだか遠い昔のようだが、当時のことを思い出しながら、選んだ5冊+1。

私はミニマリストを誤解していたかもしれない -「The Minimalists」

しばらく前から「ミニマリスト」という言葉が様々な場で聞かれるようになった。当時、テレビなどで、ほとんどモノがない部屋でiPhoneを手に、満足そうにしている人が紹介されていたのを記憶している。 その後、ミニマリズムを実践されている人たちのブログを…

おばあちゃんが東北弁で哲学する本 -「おらおらでひとりいぐも」

芥川賞受賞作、「おらおらでひとりいぐも」(若竹千佐子)。ライブ感がある文体で、一気に読了。その面白さを上手に表現できない自分がもどかしい。必読。

一歩踏み出したくなる本 -「しゃべれども しゃべれども」読後感

NHKの「プロフェショナル」で岩田さんが「しゃべれどもしゃべれども」(佐藤多佳子)を紹介されていたのを観て、早速読んだ。 知ることができて良かった一冊。

インタビューを単なる一問一答で終わらせないために意識すべきこと -「聞く力」

会話というのは、一見簡単そうで、なかなか難しい。「聞く力」(阿川佐和子)は、これまでの膨大なインタビューや対談等の経験で得た「聞き手として大切なこと」を、成功談や失敗談を交えて披露する。事例紹介として取り上げられるインタビューは、城山三郎…

新書大賞の歴代ベスト5:現代の教養・知識を手軽に学べる話題の55冊

私にとって新書は、特定のテーマについて、専門知識がなくても理解できるよう概説してくれる家庭教師のような存在。専門書ほど難解でもなく、ページ数も200~300ページ程度、価格もお手頃。 そんな1年間に刊行されたすべての新書から、その年「最高の一冊」…

言われてみればそうかも -「アイディアのつくり方」

何か良いアイディアはないかと、悩んでも悩んでも、何も思い浮かばない、、、しまいに脳みそがウニのようになって、、、 気分転換にと思って、お風呂に入ってアロマでリラックスしていると、ふと何かがひらめきく! あれだけ苦しんでいたのに、どうしてこん…

仕事で、最近の若いモンが理解できなくなった時に読むべき本 -「モチベーション革命」

「30代以下の人たちと、それより上の世代の人たちとでは、全く違う価値観で仕事をしている」 そう聞いて、思い当たることはないだろうか。 「モチベーション革命」(尾原和啓)は、時代によって変化してきたモチベーションの源泉に焦点を当て、AI時代の価値…

地域活性化・地方創生に解はあるのか -「地方消滅」「地方消滅 創生戦略篇」

「このままでは896の自治体が消滅しかねない」 岩手県知事、総務大臣を歴任した増田寛也さんが座長を務めた日本創生会議が発表したレポートが出した結論。その衝撃的な内容は、マスコミにも大きく取り上げられ、地域活性化・地方創生に関する国民的な関心が…

「リーダーの教養書」で出口治朗さんほかが推薦している書籍一覧

変化が激しい時代だからこそ、「すぐ役に立つ技術ほど、すぐ役に立たなくなる」 求められるのは「普遍性×時代性」 深い教養に裏付けられた「知的筋力」を鍛えるべし そのような趣旨で、11名の専門家が選んだ130冊の教養書 備忘録を兼ねて、一覧にしてみた

会計って美しいと思う-「財務3表一体理解法」(国貞克則)

かのゲーテが「複式簿記は人類最高の発明の一つ」と言った とか言わなかったとか。 「なぜB/S(貸借対照表)はバランスするのか?」 このゲーテの言葉やこの問いかけに???となった、私のような子羊ちゃんは、 「財務3表一体理解法」(国貞克則)を一読す…

自然科学を教養とするための厳選良書【講談社ブルーバックス編】

IoTやAI、ビッグデータ、ロボット、ゲノム編集等に牽引される第4次産業革命とも言われる動きから、人類最大の課題と主張する人もいる地球温暖化等々、私たちを取り巻く環境の変化は、自然科学や技術に起因するものが多い。その一方で、科学は難しいものとあ…

不透明な時代だからこそ熟読したい。未来について考えるための知が身につく良書10+1

不確実性の時代と言われて久しい。技術革新が加速し、世界は第4次産業革命(ところによりSociety5.0)とも言われる大きな転換点を迎えつつあるとの指摘もある。